そして、田舎暮らしの物件探しにまた悩む
前回の記事はこちら 「近くにもうひとつモデルハウスがあるとのことなので」
N社の分譲地とモデルハウスを見た私たち。
いいな、素敵だな、と思ってはいたものの、まだ決めかねていました。
予算内でもっといい家があるんじゃないか?
建売物件などにも範囲を広げ、何件かの物件を内覧したりしました。
上の写真はその内の1軒。売れ残って、販売価格も下がっています。
しかし、 一番初めに 注文住宅の家を見てしまったので、 ローコスト住宅と言えど、比べると建売の方が少し見劣りがするような気がしてしまい、建売住宅にもイマイチぴぴっとくるものがありませんでした。田舎なのに、庭も小さいところがほとんどで、がっかりするものでした。
中には、庭が他より大きい建売住宅もありましたが、市のハザードマップを見ると完全水没地帯。
でもある日、主人が見つけてきたA社の物件を見に行ったところ、導線やキッチン、収納や、フェンスなどがすごく気に入った物件が出てきました。
今まで見た新築物件では、安い価格帯のものが多かったせいか、キッチンの背面収納(カップボード)までついていなかったり、自動皿洗い機もオプションでつけるものがほとんどでした。
でも、A社は標準ですべてついており、プラス 太陽光発電システムまでついていたのが、魅力的でした。
A社は全国区の会社で、注文住宅をメインに展開している業者でした。
今回見たところは値下げもしていて安かったのですが、希望していた土地と反対方向側にあることと、下水がなく浄化槽だったことがネックであきらめました。
ただA社は私たちが希望している土地側にも今建設中の新築物件があるとのこと。
場所を見に行くと、ひな壇でない整形地で、庭もそこそこあり、間取りも理想的なものでした。
ひとつだけになるのが、物件の裏に古いマンション型の集合住宅があることぐらい。分譲ではなさそうなので、賃貸かと思われるのですが、独身向けタイプだったので、人に入れ替わりが激しく、治安的に少し不安なぐらいでした。
ただ少し予算が出てしまうので、主人にダメかな?と言われるかなぁ・・・と少ししょんぼり。強く「私ここがいい!」と言えませんでした。しかも、主人は新築1軒目で見た斜面の家が気に入っている様子だったので、余計です…。
でも、 将来、私たちが死んだとき、子どもたちが売りに出しやすいのは、完全にA社の物件です。 斜面の家は、法地(斜面地)が多く、旗竿地なので、将来売れるかどうかわかりません。
どうしようか…斜面の家にしようか?A社の整形地の家にしようか?
お金を出すのは主人だから、主人の希望の家にしようか?
でも、自分の気に入った家でないのなら、わざわざ通勤時間まで伸ばして購入する必要はあるのかな?疲れるだけだよね…。
でも、その気持ちは主人も一緒か…。
しかし、子どもたちが困るような家と土地を残してもいいものだろうか?
結局モヤモヤしたまま、決定できないでいました。
続きはこちら 「あれから2カ月後…家が決まりました」